肝斑はシミよりも目立ってしまいます。
肝斑は頬や口の周りなどに広く広がる色素性領域で、左右対称になることがあります。
コンシーラーでごまかすのは難しいですよね。。。
そんな肝斑ですが、今までホルモンバランスの乱れが主な原因であると言われてきました。
しかし・・・
肝斑にはより注意を払うべき重大な原因がありました!
そこで今回はホルモンバランス障害以外の肝斑になりうる原因と、肝斑が発生した場合の対策について紹介します。
ちょっとした注意で肝斑を悪化させることはなく、予防することができますので、ぜひお試しください。
肝斑には触るべからず!ダメ、絶対!
肝斑はホルモンのバランスが崩れる傾向がある30代と40代の女性によく見られることからホルモンバランスの乱れが原因と考えられています。
もちろん、女性ホルモンが原因の1つではありますが、男性にも肝斑があります。
それどころか、閉経期に達した50代や60代の女性でも、肝斑ができることからホルモンバランスだけが原因ではないことがわかります。
それは普段の不注意が肝斑を悪化させる原因であるかもしれません。
その原因は肌に触れ過ぎることです。
肌をこすりすぎたり、肌に触れすぎたりすると、慢性炎症を引き起こします。
これは、肝斑の主な原因であるとも言われています。
洗顔料、ローション、セラム、ラテックスなど、私が良かれと思ってやっている肌のケアでも摩擦になるというから衝撃です。
お肌をこすってない!という人ほど注意?
肌が多すぎると肝斑の予防には良くないことがわかりましたが、そもそも顔にはあまり触れてないよ!
なーんて思っていませんか??
実際、私も最近までそう思っていましたが、少し意識しただけで、思った以上に触れていました(汗)
会話の途中で無意識のうちに口元に手を当てたり、さりげなく頬杖をついてたりとか。
私はこれがクセであるかどうかは全く知らずにやっています。
顔に触れる習慣はない!って思ってる人ほど、意外なことに、無意識のうちに触ってしまってることが多いんですよ。
とにかく、肌に触れないことで肝斑も予防できるので、それを常に意識することが重要です。
普段のお手入れにも要注意!?
肝斑が気になる人は、とにかく「こすらない」「触らない」が鉄則です!
これは敏感肌の方にも言えるのですが、普段のお手入れですらも肌の刺激になっていることがあるので注意が必要です。
たとえば、
■しっかりメイク汚れを落としたいからゴシゴシ洗顔する
■肌の粗さを隠したくてファンデーションやコンシーラーを思いっきり塗りこむ
■化粧水はパシパシ叩き込む
■乳液やクリームは念入りにマッサージをしながら練りこむ
これ、実はすべてNG習慣なんですよ!
肝斑は薬で治るはウソ!?
「肝斑」という名前から別物だと思われがちですが、実は、肝斑もシミの一種なんです。
でも、肝斑がシミと異なるのは、お薬で治せること!!
ポツポツとできるシミはレーザー治療しか方法がないのに比べて、肝斑はお薬で治すことができるんです♪
いまや、肝斑の治療薬は薬局でも手に入れることができますよね。
肝斑に効果的なお薬は「トラネキサム酸」と「ビタミンC」です。
私はトラネキサム酸とシナール(ビタミンC)を病院で処方してもらっています。
本気で肝斑対策をするなら
「肝斑の悪化を防ぎたい」「肝斑を予防したい」という人は、肝斑対策に効果的なことをまとめたので実践してみてください♪
- 洗顔でゴシゴシこすらない
- 化粧水や乳液も刺激を与えないようになじませる
- 落としやすいメイクにする
- 頬やアゴをさわるクセをやめる
- マスクや髪の毛の刺激にも注意
- 治療薬を内服する